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『メゾン・エ・オブジェ』出展   

2014年 08月 26日

皆さん こんにちは
今年の夏は雨ばかりでスッキリしない夏ですね。
ですが、ようやく週間予報では晴れのマークが続いているみたいです。

さて、日本磁器の原点とも言える『有田焼』は、2016年に創業400年を迎えます。
今、県ぐるみで様々な企画が進行し、時折マスメディアで紹介されているのを目にします。

その中で、弊社が関わっている事業 『メゾン・エ・オブジェ出展プロジェクト』のご紹介をします。
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フランス・パリで開催されるインテリア&デザインの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」3年連続で出展し、新たな市場開拓を目指そうと「8企業」が参加しています。
その8企業とは【有田製窯/カマチ陶舗/キハラ/224porcelain/畑萬陶苑/深川製磁/李荘窯】と弊社、【源右衛門窯】です。

そして全体を取り仕切るのは、欧州での国際見本市に豊富な出展経験を持ち、フェラーリのデザインも手掛けた事のある世界的工業デザイナー『奥山清行』氏を総合プロデューサーに迎え、有田でも数回にわたり打ち合わせを行いました。
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そして早くも来月『メゾン・エ・オブジェ』第1回目の出展です。今回は初めてということもあり、各社を代表する既存の商品が主になりますが、新しく製作している各社の試作品も展示し、フランスでの反応を見て今後のデザインにどう繋げて行くか、どういう販売をするのかのリサーチも兼ねています。

弊社の出展商品はというと、今を遡ること6月上旬、『メゾン・エ・オブジェ』の主催者「フレデリック」氏が有田を視察され各社との打ち合わせの際に、nendo社とそごう西武さんで共同開発した「by l n」シリーズがお目にとまり出展することとなりました。
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絵描き座では、ちょうどnendo商品の絵付け中だったため、熱心にご覧になられていました。また、豪華列車「ななつ星」にも使われている、源右衛門窯を代表する梅地紋の手洗鉢も展示します。

-MAISON & OBJET PARIS-
期間 2014年9月5日(金)~9日(火)
開場 HALL7(MAISON&OBJET -PROJETS-)
時間 AM9:30~PM7:00

初めての出展となり、期待よりもどういう反応か不安な部分もありますが、有田を世界に向けてアピールしてきます。
『メゾン・エ・オブジェ』の会場からの様子や雰囲気、出来事などを随時アップしていきますので、楽しみにお待ちください(^-^)

by gen-emon | 2014-08-26 11:58 | お知らせ

九州陶磁文化館 -おてしょ皿展-   

2014年 08月 19日

皆さん こんにちは
今日は展示会のご案内です。

本日より、九州陶磁文化館にて『 おてしょ皿 』 展を開催しております。
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期  間:平成26年8月19日(火)~31日(日)
場  所:九州陶磁文化館
開館時間:午前9時~午後5時(※月曜日休館日)


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前にもご紹介しましたが、2016年に、有田焼創業400年の節目を迎えます。400年という記念の年を迎えるにあたって、もう一度原点に戻り、当時の職人達の確かな技、その技を支えた職人の心意気を現代に甦らせようという想いでスタートしました。

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有田の窯元18社で手塩皿の復刻オリジナルを製作いたしました。

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九州陶磁文化館に所蔵されている小さな皿、『手塩皿』窯業試験場にある最新の3Dスキャンを使って型の原型を製作しております。
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各窯元さんのオリジナル装飾を施した様々なデザインで、可愛らしい形をした「おてしょ皿」が会場内いっぱいに広がります。形状別になっていますので、各窯元の個性が出て、見ていてとても楽しいですよ(^。^*)

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ガラスケースの展示品は手塩皿の古陶磁と、窯元さんが呉須の発色や絵付け技術、釉薬の色味を合わせて復刻に挑戦し、九州陶磁文化館の名誉顧問「大橋康二氏」"完全復刻のお墨付き"をもらった品が一緒に展示してあります。

源右衛門窯でも伝統の柄や、古陶磁をアレンジして製作した36点が並んでいます(^-^)

九陶では展示のみになっており、販売は佐賀県陶磁器工業協同組合で行っております。
期  間:平成26年8月19日(火)~31日(日)
住  所:佐賀県西松浦郡有田町外尾町丙1217
時  間:午前9時~午後5時
T E L:0955-42-3164


今回、源右衛門窯の「おてしょ皿」は、九州陶磁文化館での展示のみになりますが、お近くの方はどうぞ現代に甦った『おてしょ皿』を是非ご覧ください。

by gen-emon | 2014-08-19 15:36 | お知らせ

夏を涼しげに、   

2014年 08月 08日

皆さん こんにちは
九州に強い勢力の台風11号が近づいてきています。
明日から週末ですが今後の台風の情報に注意し、十分な警戒をしてください。

さて、今日は盛夏ならではの商品をご紹介します。
皆さんは暑〜い夏はどう過ごされていますか?

暑い夏の日にクーラーの部屋だけで過ごすはもったいない。
お庭で深緑を眺めたり、の鳴き声を聞いたり、はたまたお庭で真っ赤なスイカを食べたりと、汗をかきながら夏を感じるのもいいですよ。
今日はそんな時、夏を涼しげに感じる源右衛門窯のアイテムをご紹介します。

まず、「チリン、チリン」という『音』 。そうです、風鈴です。
風が当たる場所に「風鈴」をぶら下げて、音色を聞くだけでも涼しさを感じます。
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源右衛門窯の風鈴は種類も豊富に揃っています。
今、展示所前にぶら下げているのですが、風が吹くたび高い音が響いて、細工場涼しさを届けてくれます。

そして、「さらさら」という『そよ風』 。柔らかな風が頬を伝います。
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源右衛門窯の「団扇」6種類あり、全て器にある柄でお作りしています。
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うちわは四国団扇(しこくだんせん)という会社でお作りいただいています。創業は1924年(大正13年)で90年の歴史がある会社です。
2年がかりの開発、試行錯誤の末、平成24年からの販売に到りました。
たまに、テーブルコーディネートやディスプレイでも使っていますが、を感じさせる『アイテム』です。

皆さまも暑い夏を上手に過ごしてください(^-^)

by gen-emon | 2014-08-08 17:18 | お知らせ

暑中見舞い   

2014年 08月 01日

皆さん こんにちは
今日から8月、夏真っ盛り。毎日暑い日が続いていますが、熱中症には十分注意してくださいね。

さて、弊窯では毎年の年賀状暑中見舞いに、併設の『古伊万里資料館の所蔵品』を掲載してお出ししています。年賀状には干支にちなんだものやお目出度い図柄を、暑中見舞いには涼感を感じさせるものを選んでいます。

ということで、今年の暑中見舞いに登場したのが、この「染付和蘭船図 碗」で、サイズは直径約13.5㎝、高さ5.5㎝ほどの小振りな器です。けっこう薄手で、キリッとした作です。製作されたのは1820~1850年代、和暦では文化文政期ころにあたります。
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余白を活かした動きのある構図で、帆走する和蘭船が描いてあります。
甲板には海図に見入る船員の姿もみられ、ディテールまでよく描き込まれています。
この時代には珍しい西洋の風俗を表した器が多く作られましたが、それを欲する需用者のニーズに即したものと考えられます。ちなみに、この図柄のオリジナルは長崎土産として当時人気のあった「長崎版画」と思われます。
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一方、側面には満帆の和船が線画きだけでさらりと描かれています。しかしその腕前は確かです。本作の魅力は、この粗密と和洋の対比の面白さに尽きます。作者のセンスにリスペクトです。

今回紹介した所蔵品「染付和蘭船図 碗」は8月いっぱいまで展示所に飾っていますので、ご来窯の際は是非ご覧になってください。

※これからも時々、弊社の古伊万里資料館の収蔵品を、解説を交えてご紹介していく予定ですので、お楽しみに。

by gen-emon | 2014-08-01 12:00 | 古陶磁