窯焚き-「ゼーゲル」と「あげてみ」-   

2014年 06月 07日

煙突からは『松煙』がもくもくと立ち昇っています。
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今日は風が強いためか、なかなか温度が上がらないみたいです。予定より長く『攻め焚き』をしなければいけません。薪窯の難しいところです。

今の『薪』による【攻め焚き】が終わると、次は『上げ火』という最終段階に入ります。
『薪』『石炭』に切り替え、約1,300度まで温度を一気に上げ焚きます。

さて、前にご紹介した『あげてみ』、そして『ゼーゲル』はどこに置かれていて、何をするための物でしょう?
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実は、窯の入り口裏側の2ヶ所、窯の中の見れる位置に置かれています。
窯焚きをするのに一番重要『カギ』となります。

まず【ゼーゲル】温度を確認するもので、耐熱温度1,250度(8番)と1,280度(9番)、1,300度(10番)の3つを使っています。
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基本は9番を目安にしているのですが、温度時間8番から徐々に曲がってくるため、職人は『ゼーゲル』の曲がり具合を常に確認しながら、攻める回数の目安にします。

その後、ようやく登場するのが【あげてみ】です。
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『ゼーゲル』で温度を確認後は、実際に焼き物を取り出し、その『あげてみ』に光を当て、芯まで火が通っているかの確認をします。

今の予定では、窯焚き終了真夜中の予定です。

「窯の皆さん最後の追い込み、頑張ってください!」

by gen-emon | 2014-06-07 17:00 | イベント

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