窯焚きの工程 (練らし)   

2014年 06月 06日

窯焚きは順調に進んでいます。
ここから『薪窯焚きの焼成工程』の流れや、様子をご紹介していきます。

朝、煙道に付けられた「炎」は、から煙突へと空気の流れが出来ています。

そして今、にもようやくが付けられました。最初は重油バーナー約15時間 、酸化焼成約900度まで温度を上げていきます。
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これを『練らし』と言います。

その後、『薪』に切り替え『練らし』を続け約4時間約980度まで温度を上げ、焼成します。
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薪は「赤松」を燃料とし、窯焚き1回約400束というかなりの量を使います。
脂分多い「赤松」の伸びもよく、管理もしやすいのが特徴です。

約19時間の『練らし』の後に重要となるのが、窯の職人が絵付けをしていた『あげてみ』と、もう1つ『あぶりだし』です。この『あげてみ』『あぶりだし』にも釉薬がかけられ、窯内の決まった場所に置かれます。

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まず、飯碗『あぶりだし』は、『釉棒』という釉薬で出来た棒を立て、薪を入れる4ヶ所でが当たり温度が高くなる場所に置かれます。
そこは窯の外穴から見える場所で、適度な温度になると、釉棒が溶け、真っ赤になった器に描いていた線が薄っすらと見えてくるのです。

釉棒と、その浮き出た呉須の線を見て、釉薬の溶け具合を確認するわけです。
それが、重要な【攻め焚き】をするための目安になっています。

さあ今から約35時間もの間、交代で焚き続けます。
窯の職人さん頑張ってください!

※さて、『あげてみ』はどこに置いてあり、いつ出てくるのでしょうか?

by gen-emon | 2014-06-06 16:38 | イベント

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