歴史的発見(◎_◎)   

2013年 03月 06日

こんにちは(^-^)
源右衛門窯では平日限定で細工場 (ロクロ・窯・仕上げ・下絵付)を解放しています。埃を嫌う焼物のためと、風情がいいこともあり細工場の中は昔から土間になっています。
明治時代に今の場所に窯を移してからそのままの工房は、毎日毎日いろんな職人が行き来し仕事をしています。そのためか、土間にだんだん”くぼみ”が出来てきていました。
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最初は気にならない程度だったんですが、気づけばかなり大きいくぼみに!
な、なんとそこから陶片が見えてきたんです(>_<)
※有田の方言で陶片のことを"べんじゃら"と言います。
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危ないからと埋めることになり土で固めるため、ある程度掘り返していたら次から次にかなりスゴイべんじゃらの数々が!(◎_◎;)
焼き損じた焼物の処分と水はけを良くするために、昔から磨り減った土間にワザと埋めていたみたいです。一石二鳥だったんですね(*^_^*)

べんじゃらの源右衛門窯の銘にも色々あったみたいで、歴史を感じます。
出てきたのは昭和初期のものでした。
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中には可愛い絵柄や流麗な筆使いをした物も(^.^)
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今でも使えそうなデザインもあり、リメイクして近いうち新作が登場するかもしれませんよ(^_-)

それまでお楽しみに〜☆

by gen-emon | 2013-03-06 12:04 | 出来事

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